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2006年12月30日

監督・コーチ総括(その1)


さて、今日からは監督・コーチについての総括に入りたいと思います。
この分野については、書きたいことが沢山ありますので、とても年内には終わりません。今年の総括といいながら、スミマセン。まあ、今年度ということで、来期の開幕までには終わらせますから・・・( ̄_ ̄ i)

で、本日のテーマは、「プロフェッショナルであること」です。
このテーマは、監督・コーチにだけでなく、選手にも当てはまる話ですが、私は、監督・コーチは選手よりもさらにプロフェッショナルであることが求められると考えていますので、ここで書きたいと思います。


「さて、みなさん。アナタは今日一日何の仕事をしましたか?箇条書きで書いてください。」コレ、私が管理職研修やリーダー研修などをやるときに時々やる質問です。
皆さんも書き出してみてください。








こういう質問をすると、多くの場合どんな仕事をしたとか、どういう行動をしたといったことを書き出す人が多いようです。例えば、「会議に出席しました」とか、「営業に行きました」といったことです。

しかし、これでは、行動を記述したに過ぎず、成果が表現されていませんね。皆さんの上司がマトモな上司(失礼)であれば、このような報告をすれば叱られると思います。だって、アナタはその会社で働いて、給料を貰っているプロなのですから。

ビジネスの世界は、オリンピックではないのですから、参加すればいい、行ってくればいいというわけではありません。具体的な成果(アウトプット)を出すことこそが重要なんです。

ですから、「会議に出て、こういう提案をして、それが採用されました」とか、営業に3件行って、うち1件は成約、1件は脈あり、残りの1件は残念ながら負けました」というアウトプットを報告しなければいけないのです。

仕事のプロである以上、成果を出さなければ、会社に貢献しているとは言えません。成果が出せなければ、昇進もしないし、最悪の場合は、リストラされることだってありえるわけです。まあ、こんなの当たり前ですよね。社会人になれば常識でしょう。


監督そこで、ロッソの話ですが、プロスポーツにおいては、このアウトプットというのが、一般企業よりも、もっとシビアに評価されます。前年度の契約時に設定した目標に対して、アプトプットが精査され、その出来によって、年俸が決まります。アウトプットが、目標設定した最低レベルのラインを下回れば、翌年度の契約は無いというシビアな世界です。プロスポーツ選手のプロフェッショナリズムというのは、そういうものだと私は、理解しています。

今年のロッソの目標は、J参入だったということは疑う余地がありません。それを実現するために、監督・コーチの目標設定には、J参入というのが入っていたハズです。それが実現できなかったのであれば、何らかの行動をとるべきだったのではないでしょうか。

そもそも、監督・コーチの目標設定が明確ではありませんでした。今年絶対にJ参入を目指すのか、それとも、うまく行けば今年J参入であったのか?その辺がモヤモヤとしているから、サポーターの抗議行動に発展したのではないでしょうか?

プロスポーツの世界に身をおいている以上、監督・コーチは責任を明確にすべきだったし、周囲もそれを明確にすべく行動すべきであったと思います。この辺は、熊本のプロスポーツ文化が未成熟であったと言うことでしょうね。

福岡の川勝監督は、J1-J2入れ替え戦に敗退すると、「私のミッションはJ1残留でした。それが達成できなかった以上、監督で居ることは出来ません。」といった趣旨の発言をし、監督を辞任しました。手腕云々は置いといて、その潔さには感心しました。

来年度のロッソの動向は、今のところわかりませんが、来年度は、監督・コーチのミッションを明確にして、真のプロフェッショナルとして行動していただきたいと思います。

  
Posted by サカおやぢ at 11:33Comments(0)TrackBack(0)ROSSOな日記